※接続する外部機器(放送設備など)の接点容量に注意してください。
本装置には保護回路がついていないので、接点容量を超えた電圧・電流が流れると故障の原因となりま
す。 外部機器が本装置の接点容量を超えている場合には、リレー回路などで対応してください。
接点分配器
複数の外部機器に対してパラレルで接点出力をすると、本装置や外部機器の故障の原因となることがあります。
電流逆流防止用のダイオードなどをご利用ください。
また、接続した外部機器の電圧差が大きいと、機器を壊すリスクもあるので十分ご注意ください。
※複数の外部機器に接続する場合には、接点分配器を利用することをお勧めします。
  詳細は、弊社までお問合せください。
気象庁 緊急地震速報 受信装置
接続線について
接点のパラレル接続・分配について
デジタルもぐら 3311 緊急地震速報 受信機
※設定スイッチにより、「検出しない」の設定がしてある場合は出力しません。

※L.O(ライン出力)及びモニタ出力からの音声は、以下の通り、優先順位があります。
デジタルもぐら 3311J 接続端子
接続端子台に接続する線材は、直径0.5〜1.2 o程度(単線・より線)を使用し、細い単線の場合には締め付けによる断線にご注意
ください。  むきしろは、先端より6 o程度にしてください。
緊急地震速報
@ S1:外部機器の接点入力1(最優先)
最優先で放送したい機器からの接点を接続します。
インターネットタイプの緊急地震速報受信装置や震度計との連動に適しています。
この端子に接点入力されると、接続端子EA1 に入力された音声が、L.O 端子から最優先で出力されます。
同時に、CTL 端子から接点出力します。
(印加電圧 最大12VDC、電流 最大10mA)

A S2:外部機器の接点入力2
チャイムなどの演奏装置からの接点を接続します。
この端子に接点入力されると、接続端子FA2 に入力した音声が、L.O 端子から出力されます。
(印加電圧 最大12VDC、電流 最大10mA)

B EWS:緊急警報放送接点出力(警報受信時、及び警報訓練時
緊急警報放送のみ、制御する場合に使用します。
出力の時間は、設定スイッチ6(3分or 終了まで)により変更できます。
(接点容量:最大DC30V /1000mA、AC60V /500mA)

C EEW:緊急地震速報接点出力(緊急地震速報受信時、及び地震訓練時)
緊急地震速報のみ、制御する場合に使用します。
出力の時間は、設定スイッチ4(1 分or3分)により変更できます。
(接点容量:最大DC30V /1000mA、AC60V /500mA)

D CTL:接点出力(全出力
放送機器との連動には、通常この端子を使用します。
緊急地震速報、EWS(緊急警報放送)、地震試験、警報試験、ラジオ試験、メロディ試験、S1・S2連動により出力します。
※設定スイッチにより、「検出しない」の設定がしてある場合は出力しません。
(接点容量:最大DC30V /1000mA、AC60V /500mA)

E A1:外部機器からの音声入力1(最優先)
最優先で放送したい機器からの音声を接続します。
インターネットタイプの緊急地震速報受信装置との連動に適しています。
接続端子@S1 に接続された機器からの接点を受けると、この端子に接続された音声が、L.O 端子から最優先で出力されます。
(本体電源OFF 時はA1 の音声がスルー出力されます)

F A2:外部機器からの音声入力2
チャイムなどの演奏装置からの音声を接続します。
接続端子AS2に接続された機器からの接点を受けると、この端子に接続された音声が、L.O 端子から出力されます。

G A.P:緊急警報放送接点パルス出力(警報受信時、及び警報訓練時)
緊急警報放送のみ、制御する場合に使用します。
出力の時間は、500msec です。
(接点容量:最大DC30V /300mA、AC30V /300mA)

H B.P:緊急地震速報接点パルス出力(緊急地震速報受信時、及び地震訓練時)
緊急地震速報のみ、制御する場合に使用します。
出力の時間は、500msec です。
(接点容量:最大DC30V /300mA、AC30V /300mA)

I L.O:ライン音声出力
放送機器との連動など、音声が必要な場合はこの端子を使用します。
緊急地震速報、EWS(緊急警報放送)、地震試験、警報試験、ラジオ試験、メロディ試験、
S1・S2 連動の音声を出力します。
(最大出力レベル:0dBm、出力インピーダンス:220Ω)
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