単位:mm
複数の外部機器に対してパラレルで接点出力をすると、本装置や外部機器の故障の原因となることがあります。
電流逆流防止用のダイオードなどをご利用ください。
また、接続した外部機器の電圧差が大きいと、機器を壊すリスクもあるので十分ご注意ください。
※複数の外部機器に接続する場合には、接点分配器を利用することをお勧めします。
詳細は弊社にお問い合わせ下さい。
接点分配器
観測した最大震度と、動作した警報の履歴を9件まで記録することができます。
記録動作
1 計測震度が記録開始震度以上になると、記録を開始します。
2 その後、計測震度が記録終了震度まで下がると記録を終了、その間の最大震度と、動作した警報(A、B、C)を履歴に書き込みします。
記録できる履歴は9件です。これを超えた場合、古い履歴から上書きします。
リアルタイム震度計で設定する震度は5種類あります。
1 A警報震度設定
2 B警報震度設定
3 C解除震度
4 記録開始震度
5 記録終了震度
震度の設定は (3.4) のように小数点以下1桁の数値を入力します。
震度の計測範囲は 0.0 〜 7.9 ですが、震度の設定にあたっては、以下のルールに従ってそれぞれ設定してください。
(設定プログラムで変更が可能)
※ それぞれの震度は 0.5 以上の間隔を設けてください。
※ 震度1.0未満で計測される震度は不安定になりますので、解除震度は1.0以上の値を設定してください。
ご希望の設定値で本体を出荷します。
設定値は、お客様ご自身でいつでも変更可能です。(設定プログラム利用)
接点出力 接続端子台
A警報リレー
A警報震度以上の震度が、設定した時間だけ継続するとA警報リレーがONになります。
設定プログラムで選択したリレーの出力時間に応じて、以下のように出力を停止(リレーOFF)します。
1 停止/キャンセルボタンを押したらリレーOFF
2 設定した時間が経過したらリレーOFF
3 C解除震度が設定した時間だけ経過したらリレーOFF
B警報リレー
B警報震度以上の震度が、設定した時間だけ継続するとB警報リレーがONになります。
設定プログラムで選択したリレーの出力時間に応じて、以下のように出力を停止(リレーOFF)します。
1 停止/キャンセルボタンを押したらリレーOFF
2 設定した時間が経過したらリレーOFF
3 C解除震度が設定した時間だけ経過したらリレーOFF
C解除リレー
A警報リレー、またはB警報リレーがONになった後、C解除震度以下の震度が、設定した時間だけ継続すると
C解除リレーがONになります。
1 停止/キャンセルボタンを押したらリレーOFF
2 設定した時間が経過したらリレーOFF
※ご希望の設定値で本体を出荷します。 設定値は、設定プログラムで変更が可能です。
接続端子
端子番号1・2 A警報リレー
端子番号3・4 B警報リレー
端子番号5・6 C解除リレー
ブザー鳴動は次の動作を選択できます。
1 A警報リレーが ON の間は動作
2 B警報リレーが ON の間は動作
3 A警報リレーが ON になってから設定した時間が経過するまで動作
4 B警報リレーが ON になってから設定した時間が経過するまで動作
5 鳴らさない
※ブザー鳴動時間は1秒〜604,800 秒(7日間)まで設定できます。
※ご希望の設定値で本体を出荷します。 設定値は、設定プログラムで変更が可能です。
接点定格
DC:最大24V 1000mA 以下
AC:最大100V 500mA 以下
接点出力はA警報リレー、B警報リレー、C解除リレーがあります 。
極性はありません。