NHK と民放、どちらを受信したほうがいいのですか?
放送局によって緊急地震速報・EWS(避難指示/津波警報)の実施状況、放送震度基準、放送内容などが異なるので、ご利用形態に
応じて放送局を決めてください。
NHK FMでは全国の放送局で緊急地震速報及び津波警報を放送していますが、全国で発生した地震・津波が警報の対象となります。
(例:北海道に対しての緊急地震速報は、東京のNHKでも放送される)
民放FMでは、各放送局の放送エリア内で発表された緊急地震速報だけが放送されます。
ただし、一部の民放FM放送局を除き、ほとんどの民放では津波警報を放送していません。
設置する場所と同じ都道府県内にある放送局を選ぶのですか?
本装置を設置する場所と同じ都道府県内にあるFM放送局を受信してください。
ただし、設置場所と異なる放送局であっても、受信感度が良い放送局で運用することをお勧めします。
放送局が実施するEWS(緊急警報放送)の試験放送を受信できますか?
本装置のEWS(避難指示)またはEWS(津波警報) の警報動作がONに設定されている場合に、試験放送を受信することができます。
試験放送を受信するために、本装置の周波数を変更した場合には、必ず元の周波数に戻すようにご注意ください。
NHK FMでは1月は4日(午前11時59分から)、2月〜12月は毎月1日(午前11時59分から)定期的にEWS(緊急警報放送)の
試験放送を行っています。
一部の民放FM 放送局でも試験放送を行っていますが、詳細は各放送局にご確認ください。
NHK EWS試験放送のサンプル音声
受信感度が悪い時の、お知らせ機能はありますか?
「もぐら3022」では、FM LED表示で、「もぐら3311」ではアンテナ表示で受信感度を表示します。
音などによるお知らせ機能はないので、定期的な点検をお願いいたします。
受信感度が悪い場合の対策は?
屋外にFM アンテナを設置、ブースターの設置、受信する放送局の変更などをご検討ください。
ケーブルテレビがFM 放送を実施していれば、分配器を利用しラジオ放送を受信することができます。
緊急地震速報を受信するために、ラジオ放送を流しておくのですか?
ラジオ放送を流す必要はありません。
緊急地震速報を受信するため、待機状態で稼働しています。
気象庁の新しい配信システムに対応していますか?
気象庁 新配信システム ハイブリット配信 PLUM法(プラム法)に対応しています。
より正確な地震予測、直下地震への対応、深発地震への対応が可能となりました。
予測震度や地震到達までの猶予時間は分かりますか?
デジタルもぐらは、広範囲な地域(大阪、京都など県単位レベル)に対して地震が来ることだけをお知らせするシステムで、お客様指定
場所の予測震度や地震が到達するまでの猶予時間を個別にお知らせするものではありません。
個別の予測震度や猶予時間を受信するためには、インターネット型受信端末をご利用ください。
震源地や地震警報の対象地域は放送されますか?
警報音声の設定をラジオ放送にすれば、震源地及び地震警報の対象地域などがラジオで放送されます。
ただし、地震の予測震度や地震到達までの猶予時間は放送されません。
デジタルもぐらの警報音声を内蔵音源に設定すると、本装置に登録されている固定メッセージが放送されます。
外国語での放送は可能ですか?
オプションの内蔵音源書換を行えば、外国語放送、多言語同時放送、オリジナル冒頭警報音にも変更できます。
詳細はコチラから
Jアラートを受信できますか? 防災無線は受信できますか?
Jアラート及び防災無線は受信できません。 Jアラートなどの受信装置は自治体専用となっています。
気象庁の訓練報を受信できますか?
高度利用者向け緊急地震速報において、気象庁は毎年「津波防災の日」の前後に緊急地震速報の訓練報の配信を行っていますが、
デジタルもぐらは一般向け緊急地震速報の受信装置なので、訓練報の対象外となっています。
気象庁の訓練報を受信するためには、インターネット型受信端末をご利用ください。
気象庁のキャンセル報を受信できますか?
高度利用者向け緊急地震速報において、気象庁が誤報(地震が発生していないのに緊急地震速報を配信した場合など)を配信したとき、
キャンセル報を配信することがありますが、デジタルもぐらは一般向け緊急地震速報の受信装置なので、キャンセル報は受信できません。
気象庁のキャンセル報を受信するためには、インターネット型受信端末をご利用ください。
EWS(緊急警報放送)とは?
EWS(緊急警報放送)とは、人命や財産に重大な影響が予想される場合に、待機状態のテレビやラジオの受信装置を自動起動するための
放送で、1985年9月より運用されています。
EWS(緊急警報放送)の信号には第1種開始信号、第2種開始信号、終了信号があります。
第1種開始信号は「自治体からの避難指示」が発令されたとき放送されます。
第2種開始信号は「津波警報」が発令されたとき放送されます。
終了信号はEWS(緊急警報放送)の第1種及び第2種を解除するとき放送されます。
NHK FMでは全国の放送局でEWS(緊急警報放送)を放送していますが、民放FM 放送局では放送局によって実施状況が異なるので、
各放送局にご確認ください。
また、NHK FMでは1月は4日(午前1 時59分から)、2月〜12月は毎月1日(午前11時59分から)定期的にEWS(緊急警報放送)の
試験放送を行っています。
一部の民放FM放送局でも試験放送を行っていますが、詳細は各放送局にご確認ください。
EWS(緊急警報放送)の試験放送では終了信号だけが放送されます。
津波警報を受信できますか?
NHK FM放送局では、津波警報の放送を実施していますが、全国の津波警報が放送されます。
(例:北海道に対する津波警報は、東京のNHKでも放送される)
民放FM放送局では、各放送エリア内に対する津波警報(県単位レベル)となりますが、一部の民放FM放送局を除き、ほとんどの民放では
津波警報を放送していません。 詳細は各放送局にお問合せください。
全国で発表された緊急地震速報を全て知りたいのですが?
NHK FM放送局を受信すれば、全都道府県で発表された緊急地震速報を知ることができます。
全国ではなく、県単位レベルの緊急地震速報と津波警報を受信したいのですが?
「もぐら3311」を2台連動して運用する方法があります。
1台は民放で県単位レベルの緊急地震速報を受信し、他の1台はNHKで全国の津波警報を受信するようにします。
津波警報は全国が対象となりますが、津波警報の対象地域が放送され、かつ津波到達までの猶予時間もあるので、運用上問題なくお使い
いただけると思います。
参考までに、津波警報は過去6年間で1度しか発令されていません。 (2021年1月時点)
緊急地震速報、津波警報、どちらが優先で放送されるのですか?
緊急地震速報とEWS(緊急警報放送)の内部動作の優先順位は同レベルですが、後から発生した警報が優先され、その警報動作に移行します。
詳細はコチラから
警報放送が終了した後も、被災情報などを取得するために、ラジオ放送を流し続けることはできますか?
本装置は、設定した出力時間が経過すると放送を終了します。
特注対応にて、被災情報などの情報を取得するためにラジオ放送を継続して流すことができます。 詳細は、弊社までお問合せください。
警報を受信している時に、館内放送を止めることができますか?
「もぐら3022」は終了ボタンで、「もぐら3311」 ではキャンセルボタンで放送を中止することができます。
緊急地震速報の受信履歴はありますか?
緊急地震速報を受信すると、「もぐら3022」では地震速報LEDが点滅、「もぐら3311」では液晶画面に受信記録が表示されます。
電池で運用できますか?
電池では稼働しません。 非常電源であればUPS(無停電電源装置)をご利用ください。
詳細はコチラから
スマホなどのエリアメールとの違いは?
デジタルもぐらがエリアメールと比べて優れているところは、
1.確実に緊急地震速報をお知らせできる
2.予測地震の正確性が高い
3.配信スピードが早い
4.放送設備と接続し館内一斉放送ができる
5.事業所内でいつでも一斉避難訓練などが実施できる
詳細はコチラから
デジタルもぐらを利用するための最低限の設置環境は?
100V電源と、FM放送が明瞭に受信できることが必要です。
本体の設置方法は?
「もぐら3022」は壁面に設置します。
「もぐら3311」は棚などに平置き設置しますが、オプションのラックマウントがあれば19インチ放送ラックに収納することができます。
19インチ放送ラックに収納できますか?
「もぐら3311」はオプションのラックマウントを利用すれば、19インチ放送ラックに収納することができます。
「もぐら3022」は壁掛け専用となります。
アンテナが必要ですか? どのようなアンテナを接続したらいいですか?
必ずアンテナを接続してご利用ください。
以下のような接続形態がありますが、設置状況及び電波強度に応じて最適な方法でアンテナを接続してください。
1.室内アンテナを接続
2.屋外アンテナを接続
3.ケーブルテレビを接続
詳細はコチラから
ケーブルテレビのFM放送は利用できますか?
分配器を利用することでFM放送が聴ける場合がありますので、各ケーブルテレビ局にお問合せください。
ケーブルテレビによるFM放送は、受信感度が安定しているので安心してご利用いただけます。
テレビアンテナを利用してFM電波を受信できますか?
VHF用のアンテナであれば可能ですが、地上波デジタルテレビのアンテナは使えません。
防災訓練ができますか?
本体ボタンを押すだけで、放送設備からの一斉放送による防災訓練ができます。
何年使えますか?
想定安全使用年月を5年間とさせていただきます。
本体の設置方法は?
「もぐら3022」は壁面に設置します。
「もぐら3311」は棚などに平置き設置しますが、オプションのラックマウントがあれば19インチ放送ラックに収納することができます。
19インチ放送ラックに収納できるのは?
「もぐら3311」はオプションのラックマウントを利用すれば、19インチ放送ラックに収納することができます。
ラックマウントの詳細はコチラから
接点出力数及び音声出力数は?
「もぐら3311」には、5系統の接点出力及び2系統の音声出力があります。
3311の外部入出力の詳細はコチラから
「もぐら3022」には、1系統の接点出力及び1系統の音声出力があります。
3022の外部入出力の詳細はコチラから
製品比較表を参照してください。
接点入力数及び音声入力数は?
「もぐら3311」には、2系統の接点入力及び2系統の音声入力があります。
3311の外部入出力の詳細はコチラから
「もぐら3022」には、1系統の接点入力及び1系統の音声入力があります。
3022の外部入出力の詳細はコチラから
製品比較表を参照してください。
高度利用者向け(インターネット型)と併用で運用したい場合は?
「もぐら3311」では、「もぐら3311」の警報、インターネット型受信装置の警報、どちらを放送するかの優先順位を設定することができます。
「もぐら3022」では、インターネット型受信装置との併用はできますが、「もぐら3022」の警報が優先されます。
定型音声の種類は?
「もぐら3311」には、警報音声7種類・訓練音声7種類の定型音声を内蔵しています。
詳しくは、「
もぐら3311 発報音声パターン」を参照してください。
「もぐら3022」には、警報音声3種類・訓練音声2種類の定型音声を内蔵しています。
詳しくは、「
もぐら3022 発報音声パターン」を参照してください。